架空鉄道 小野川電鉄
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100系
100系
■概要
2008年に入線した100系は、老朽化の進む1000系の置き換え用に新造されました。小野川電鉄だけの力では導入が困難なため、沿線自治体から近代化補助金を受けています。
小野川電鉄では初めてのVVVFインバータ制御を採用。20m3扉で転換クロスシートを装備して各停から急行まで幅広く運用につける効率的な車両を目指して造られています。
地方私鉄の増備車ですからどうしても小ロットの生産で割高になります。そこで、少しでも価格を下げるために、徹底的にコストダウンされています。自力で300系3編成を用意できた1970年代と違って小野川電鉄の台所事情も悪くなっていますので……。それでも、どうにか新造車を投入出来るだけで御の字ですが。

■機器・車体など
車体は、これも小野川電鉄で初めてのステンレス車体。当時製造の進んでいた西日本鉄道3000形の側構体を流用しています。
前頭部は普通鋼製で、この部分は小野川電鉄独自のデザインとすることで個性を出しています。西鉄3000形が流線型なのに対し、こちらはゆるい三面折妻なので運転室スペースが広くなっているのが特徴です。
運転台機器などはJR西日本で活躍する223系や125系に準じたものを使うことで、JR乗り入れ時の仕様統一を図っています。

床下機器、性能はJR西日本の125系とほぼ同一。220kwモーター(WMT-102B)を各車の前位側台車に2基搭載、1C1M制御、SIVなどの機器で冗長化がなされています。機械的には1両で完結しているため、編成をばらして他の編成に連結すれば3両編成も組むことが可能です。
一応、回生ブレーキを装備しているのですが、列車本数の少ない小野川電鉄では使い物にならないため現在は使用停止としています。JR乗り入れが始まれば使用する予定ということ。

台車は、主流の軽量・コンパクトなボルスタレス台車です。小野川電鉄の荒れた軌道にボルスタレス台車はベストとは言えませんが、空気ばねなので乗り心地は悪くありませんし、軽量化による軌道の負担軽減が大きなメリットです。

車内はドア間に転換クロスシートが910mm間隔で並びます。車端部は4人掛けのロングシートでこの部分を優先座席に設定。反対側を車いすスペースにしてバリアフリーにも対応しているほか、半自動ドアで冷暖房の効率もアップ。車内の快適性も向上しています。

とにかくコストダウンを目指し既存の部品、設計を極力流用する形で車両の製作が進められた印象が強いですが、同時に保守部品の入手を容易にしようという目論見もあります。小野川電鉄のような中小事業者では、資金事情から一日でも長く、可能な限り長く使用できるような車両を作ることが必要になります。
しかし、100系にも使用されているVVVFインバーター装置やSIVのような電子機器は、技術の進歩や製品のサイクルがとても早く製造から10年も経つと入手が困難になるのが現状です。
そこで、床下機器に大手事業者で採用され、生産数も多くストックも確保しやすい部品を取り入れることで、部品の入手や保守作業を少しでも安定的に行えるようしたい、という側面もあるのです。

■現在の運用
300系と共に急行「ゆのか」の運用に入るほか、ラッシュ時も区別なく一般車の運用に入り、当初の目的通り幅広く活躍しています。
ただ、JR側の乗務員訓練が出来ていない関係で、JR線に乗り入れることは今のところありません。
この電車の登場で、300系の検査時にあった一般車による急行「ゆのか」の代走がなくなり利用者の評判もなかなかいいようです。
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