架空鉄道 小野川電鉄
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300系
300系
▲車両外観図。地方私鉄らしからぬスマートさが300系の特徴である。

■概要
 300系は、1978年から開始された国鉄線直通に合わせて投入された小野川電鉄初の冷房車です。国鉄線直通が具体化したころの国鉄では、山陽新幹線博多開業で余剰となった153系が快速に投入されるなどサービスアップが進んでいました。また岡山駅で新幹線からの乗り継ぎ客を受けても恥ずかしくないような車両をという思いから、国鉄急行型電車並みかそれ以上の接客設備と性能を兼ね備えた車両として設計が進められました。
 地方私鉄が最後の輝きを放っていたこの時代。小野川電鉄が威信にかけて作り上げたスマートなこの電車は、ロマンスカーを名乗るにふさわしい美しさと輝きを放つ存在でした。

■機器・車体など
 国鉄車との仕様統一、それにコストダウンを目的に既存の部品、設計を極力流用する形で車両の製作が進められた一方で、各所に意欲的な設計が目立ちます。
 車体はロマンスカーらしく2扉。小野川電鉄で初めて1300mmの両開き戸を採用、普通列車の運用も考慮しています。車内には、ゆったりとしたシートピッチで転換クロスシート(端部は固定)がずらりと並び、国鉄急行型以上の接客設備を備えてします。

300系車内図
▲転換クロスシートの並ぶ端整な車内

 側窓にはすっきりとした外観と眺望を目指しながら、車体の腐食を考慮して一段上昇窓を採用。国鉄で似たような窓配置を採用するキハ66・67や117系0番台が二段上昇窓だったことを考えると、いかに先進的か分かろうものです。もっとも、国鉄と違い小回りの利く地方私鉄だからこそ出来たことでしょう。
 編成は小野川電鉄では異色の3両編成。2両編成ではラッシュ時や行楽期の増結が避けられず、必要以上の編成を用意しなければならず、常時3両編成で運用したほうが無駄がないという判断です。
しかしながら、急行利用者のほとんどは滝川温泉への行楽客、平日などの閑散期には減車することを考慮して、Mc+T+M'cで編成を組みT車を抜いた2両編成を組成できるようにもなっています。現在でも、平日の急行「ゆのか」を中心に2両編成の運用があり需要に応じた編成組成を可能にしています。
 モーターは三菱電機製の120kwモーターで、WN駆動、歯車比は4.82で115系の性能に合わせて設定。台車は川崎重工製のウィングばね式ダイレクトマウント空気ばね台車で、軌道の状態がよくない小野川電鉄でも良好な乗り心地を発揮します。

■現在の運用
 急行「ゆのか」の運用には100形と共に入りますが、JR側の乗務員養成などの関係からJR直通の快速は300系の限定運用が組まれています。その以外にも一般車と混ざって各停運用に就く姿も見られ、小野川電鉄では一番オールマイティに活躍できる車両です。
 また、外観上の小変化として、100形の投入が始まった2003年ごろから正面の窓回りが黒く塗装され100形とイメージの共通化がされています。
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